整形外科を受診中の方
- Q交通事故のケガで整形外科を受診しながら整骨院の施術を受ける事はできますか?
- Q現在通院中の整形外科を変える事は出来ますか?
- Q交通事故で整形外科にかかりましたが、レントゲンを撮るだけで問題ないと言われました。痛みがなかなか取れませんが大丈夫でしょうか?
- Q交通事故で整形外科にかかっていますが、整骨院を受診したいと希望したら、主治医からダメだと言われました。どうしたら良いのでしょうか?
整形外科を受診中の方
Q交通事故のケガで整形外科を受診しながら整骨院の施術を受ける事はできますか?
A
交通事故でケガをした場合、整形外科で治療を受けながら、整骨院の施術を受ける事は可能です。
現在、整形外科に通院中でも、当院に通いたいと思う方は、当院までご連絡の上、当院にご来院下さい。
ただ、現在通院中の整形外科の主治医や交通事故の保険会社の担当者に整骨院のへの通院に関して相談する場合は注意が必要です。
一部の整形外科の先生の中には、整骨院を否定的に思っている方もいらっしゃるからです。
また、交通事故の保険会社の担当者に相談すると、「整形外科の主治医に相談して下さい。整形外科の主治医が整骨院にかかっても良いと言ってくれたらOKです」と答える場合があります。
この時、整形外科の主治医が、整骨院にかかる事を快く思っていない場合は当然、「駄目です」と言われてしまいます。
ですから、整骨院の施術をご希望の場合は、整形外科の主治医や保険会社の担当者に聞く前に、当院に直接ご連絡頂き、相談して下さい
。まずは、当院にお越しいただいた後、手続きはしてもらった方が良いです。
整形外科の主治医の対応で以下の様な事があるのでもう少し詳しくご説明します。
一部の整形外科の医師の中には、整骨院に通院する事に対して否定的な考えを持っている方もいます。
また、自分の整形外科に通いながら、他の院にも通う事に対して不快に思う場合もあります。その場合、整骨院への通院に対して「駄目だ!」と話したり、「整骨院で施術をするとトラブルがある場合がある・・」とマイナスなお話をする場合もあります。
ひどい場合は、「整骨院に通院する患者さんは、今後は診察や治療もしないし、診断書も一切書かない!」と脅すような対応をする場合もあります。
たしかに、整骨院の中でも、交通事故の施術や補償に対しての知識が乏しいために、利用者の方に不利益を与える場合もあります。
ですから、整形外科の医師が、どこの整骨院にかかるか分からないので、安心して整骨院への通院を勧める事が出来ない場合もあります。
しかし、その点は整形外科でも腕が良い整形外科を選ばなければ、同じ様に不利益を被ることはあります。
整形外科でも整骨院でも、しっかりと信頼出来る院を選ぶ事が重要です。
Q現在通院中の整形外科を変える事は出来ますか?
A
整形外科を通院している場合、いろいろな理由で通院する整形外科を変える事は出来ます。
転院したい整形外科が決まっている場合はその整形外科名を、交通事故の保険会社の担当者に伝えて下さい。
担当者が、転院したい整形外科に電話をして、対応してもらえるように手続きをしてくれます。
また、どこの整形外科に受診したら良いのか分からない場合は、当院までご連絡下さい。
状況を伺い、世田谷区豪徳寺周辺の整形外科でどこの整形外科に通ったら良いのかをアドバイス致します。
整形外科の転院を希望する方には様々な理由があります。
●なかなか診療時間内に通院する時間がとれないため、通院が出来ない。
●整形外科の先生の対応がイマイチで信頼が持てない
●湿布や鎮痛剤を処方するだけで積極的な他の治療をしてもらえていない
●理学療法を受けているが、回復が悪い。
●整骨院との併用を希望したら、断られた。
どこの院に通院するかは、皆様の希望が最大限に尊重されるべきです。
転院をご希望の場合は、どこに転院したら良いのかしっかりと考えて転院をして下さい。
Q交通事故で整形外科にかかりましたが、レントゲンを撮るだけで問題ないと言われました。痛みがなかなか取れませんが大丈夫でしょうか?
A
交通事故で整形外科を受診すると、レントゲンだけを撮影して、問題ないですよと言われる事が多いです。
正直、レントゲン写真を取って問題があるというのは、大けがの場合です。
一般的な交通事故のむち打ちなどではレントゲン写真上では問題が出る事はほとんどありません。
しかし、検査には、レントゲン以外にも、徒手検査と言って、腱反射を取ったり、知覚検査や筋力検査もあります。
首にあえて力を加えて、神経に負荷をかけることで痛みやしびれが誘発しないかをチェックするテストや、首や腕の姿勢によって痛みやしびれが出てこないかをチェックするテストなど、いろいろあります。
レントゲン上は問題なくても、この様な徒手検査では問題がある場合があります。
交通事故のケガに対する診察や治療について詳しい医師は、この様なテストをちゃんと行います。
また、整骨院でも、しっかりとした施術を行う院では、この様な検査をしっかりと行います。できれば、この様な検査をちゃんと行ってくれるところに行く事が望ましいです。
また、MRIなどの精密検査は、経過が悪い場合に、念のためにMRIを撮ってみようか?と提案される事があります。
それは、交通事故の場合、痛みがいつまでも取れない場合は、後遺症として認定されるか?という問題もあるからです。
しかし、経過が悪い場合に万が一何か問題があるのでは?とMRIを撮影する事も大切でしょうが、ケガをした初期段階からMRIを撮影しておく事も場合によっては重要となる事があります。
なぜなら、主治医の先生が、何か問題があるのでは?とMRIの撮影を初めからチェックしておこうと決めるのには、理由があるはずです。
MRIで何か問題がある事は少ないですが、結果ではなく、主治医の先生がMRIの撮影をしようと決める理由が重要なのです。
つまり、これは重症で、経過が悪いケースかもしれないし、念のためにMRIを撮っておいた方が良いな!と診断を下しているという事が大事なのです。
交通事故でケガをした場合は、他の病気やケガで医療機関を受診する時以上に、しっかりと診察をしてくれる医療機関の受診をお勧めします。
Q交通事故で整形外科にかかっていますが、整骨院を受診したいと希望したら、主治医からダメだと言われました。どうしたら良いのでしょうか?
A
交通事故のむち打ちなどのケガを負って、整形外科を受診していても、なかなか状態が良くならない場合、整骨院での施術を併用した方が良いと思います。
しかし、整骨院の施術を希望したいと言う旨を話したり、整骨院の施術はどうでしょうか?と相談すると、整形外科の主治医は反対することがあります。
この様な場合は、直接当院までご相談下さい。
実は、整形外科の先生に予め相談してしまうと、整骨院と整形外科の併用を断られる事があります。
ですから、もしも整骨院の施術を希望する場合や施術を検討する場合は、主治医に相談するのではなく、念のため直接整骨院の方に連絡して相談していただくことをおすすめいたします。
整骨院の先生の話を電話で聞いたり、または直接会って話を聞いた結果、そこの院が信頼出来ると思ったら、整形外科の主治医には相談しないで、先に整骨院の施術を受けてしまうという方法もあります。
また、整形外科の主治医に、整骨院での施術を併用する事を断られた場合には、整骨院での施術に好意的な整形外科に転院するなどの方法も考えられます。